
冬燃えて春となるらんお水取り 華了
3/13(木)の「お水取り」です。
室生寺、長谷寺、三輪神社など奈良の東南部を廻ってホテルにチェックインしたのが4時半過ぎ、それっと出かけて二月堂の下に着いたのは5時半(たいまつは7時から)でした。それでもすでにほぼ満員の状態でしたが、何せ1人ですのであるときは笑顔で、あるときはずうずうしく前へ前へと進み、前から2列目にもぐりこみました。写真目的の人はそれほどいない様子で、火の粉をかぶって無病息災になりたい、という年配者が多いようです。
そういう人たちとお話しながら待つこと1時間半、7時ピッタリに始まりました。
とにかく、本当に面白かったです。


大人の「火遊び」、火の粉なんてもんじゃありません--、燃えている小枝や木っ端が降ってくる--。
老若男女キャーキャーワーワー言いながら、みんなでお互いの衣服や髪についた火を消しあって、それでもコートに穴が三つあきました。まともな写真なんかとれるわけはありませんです。わずか20分の間にたいまつが10本、息つく間もなしに上がってきます。
(ちなみに三脚用の場所は別にあって事前に社務所に申請する必要があります。あの興奮と混雑と傾斜地という足場の悪さではそうしないと危険です。したがってこの写真は全部手持ちで、場所の移動は出来ませんので構図もあまり変えられませんし、レンズ交換は無理と思って下さい。フラッシュも禁止されていますが、オートや夜景モードで撮っている人がほとんどなので、ピカピカそこいら中で光っています。)
「お水取り」が終ると春と言いますが、気候的にもそうなんでしょうが、気分的にはこれで完全にスイッチが切り替わるんでしょうね、奈良県人は。
竹矢来の向こう側には火事装束の消防士が数名いて、火を消して廻っています。
たいまつが終ると、縁起物の燃えさしを皆が一生懸命探して小さなものでも大事に持ち帰りますが、前のほうにいると消防士さんが「ほれ!」と持ちきれないほどの大きなものをくれます。
ぜひ、一度は行って下さい(毎年3/1〜14の2週間)、そしてなるべく前のほうでお楽しみ下さい。
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