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信州#3

白樺と紅葉
なにとなし心透かせる山の秋 華了

凸凹撮影旅行2日目
4時におきて外を見ると、星が全く見えない。曇ってしまったのだが、また寝ることも出来ず、そろそろと支度をして4時半過ぎに出かける。ぐるっと一回りして結局「美しの森」駐車場で夜明けを待つことにする(日の出6時)。周りに何台か駐車しているが、よく見ると車の脇にテントを張って寝ている人や、起きだして山登りの仕度をはじめた人もいる。6時近くになっても依然として曇っているので(6時から風呂に入れるので)宿に戻ることにして、とりあえず東沢大橋に向かうと、標高が下がったこともあって視界が少し開けた。で撮った写真がこれ↓です。(ポジスキャン)
東沢大橋
続々とカメ爺カメ婆が集まってくる。カメラパワーもたいしたもんですが、行楽シーズンは7時で駐車場が埋まってしまうこともわかった。
戻って、風呂に入って、朝を済まして9時前に八千穂に向け出発した。(ここもYahoo「紅葉の絶景150選」に入っているが---)

時間が経つにつれ見事な快晴になった。良さそうなポイントはいくつかあったが途中寄り道せずにまっすぐ駒出池へ向かう(10時ごろ着)。池は10分もかければ1周できる、拍子抜けするほどの小さな池で、黄葉も多くなく構図に苦労して撮った写真がこれ↓です。
駒出池
少し気落ちして、自然園へ戻る途中で撮った今回唯一の紅葉(一番上の写真)です。真っ赤な紅葉が青空をバックに白樺の中でが目立っていました。派手すぎるけど好きですこういう絵柄。

自然園(200円)は全く期待はずれでしたが、無理やり撮った写真が「もみじの滝」とは名ばかりしょぼい滝↓です。(ポジスキャン)
もみじの滝
山菜そば(750円)を食べて、高原を下り、松原湖に着いたのが2時少し前でした。時期がぴったり合ったのか松原湖の紅葉は見事でした。
松原湖

年配カップルの写真を撮ってあげたら「プロに撮ってもらって思い出に残ります。」とか言われて、向こうも心得ています。それでも気を良くして1時間ほど撮影して、3時過ぎに出発、獅子岩に寄って、長坂から中央高速に乗って帰宅(6時半ごろ自宅着)。全走行距離500Kでしたが、八ヶ岳山岳ウルトラマラソンで100キロ走るおばさんもいるので、疲れたなんて言っていられません。

信州#2

立岩
秋うらら岩をも錦飾りたり 華了

南相木村の奥に相木ダムが出来て、「日本一標高の高いところにあるダム」で売り出し中ですが、出来たばかりで風情はいまいちでした。このダムはあの御巣鷹山の南側にあるので、山の向こう側は日航機事故で有名な上野村(群馬県)です。ダムへ登っていく途中で撮ったのがこちら↓で、「道」でどうでしょうか?(12:00頃)
秋の道


晴れてきたので、途中気になった立岩湖へ戻り、池と岩を何枚か撮る。やはり黄葉が多い。立岩は鬼が運んできたという伝説がある。(立岩の写真は一番上の写真です)。
写真はデジタルで「トーンカーブ」でレタッチをかけたものです。トーンカーブの方がヒストグラムより使いやすいと思うし、キャノンおまけのソフトDPPではJPEGでもホワイトバランス調整(もどき)が出来るので、最近ではもっぱらRAWでは無くJPEGで撮っている。
昼も大分廻ってお腹も空いたので、「滝見の湯」でヒレカツ定食を食べる(前日人間ドックで一食抜いたせいか、この2、3日はずうっとお腹が空いていた)。ご多分にもれず利用者は老女が8割、老爺が1割、あとは孫とか--で、それでも駐車場は半分くらい埋まっていたので、まあ村の集会場というところでしょう。(終って2時半ごろ)

さてこれからどうするかで、Yahoo紅葉特集「紅葉の絶景150選」の八ヶ岳湯川渓谷に向かう。ところがである。湯川沿いに2kmほど上るといきなりすれ違い不可能な林道になった。たまたま下ってきた軽トラックを止めて「この先どうなってるんでしょうか?」「あん? あにしに来たんだ? ゴルフけ? あに写真?!、冬はよう、この先の滝が凍るんで、たまに撮りに来るやつがおっけど、黄葉はこことおんなじだあ、だめだあね。この車じゃ戻ったほうがええな。」ということで諦める。Yahoo紅葉特集「紅葉の絶景150選」でもこんなもんです。出かける時は役場に聞いてみるのが一番ですね。で写真は無し。

清里へ向かう途中、八ヶ岳絶景ポイント「獅子岩=平沢峠」へ寄る。ここはほんとの絶景ポイントで駐車場から写真も撮れるし何度も行っているので安心であるが、肝心の八ヶ岳がすっぽりと雲に隠れているので写真はなし。(大成荘着5時)
風呂に入って、ご飯を食べて、部屋でうとうと--、でそのまま8時半にはご就寝。11時過ぎと2時過ぎに2回目が覚めて、そのときに外を見ると、オリオンがきらきらと輝いていた。明日は4時起きで日の出シーンの撮影です。そうそう大成荘では屋上が天体観察用に使えるので、星空の撮影にも使えます。(そのつもりで行ったんですけど寝てしまった。)続く

信州#1

立岩湖
龍田姫水に衣を浮かべけり 華了

凸凹撮影旅行#1
26、27とN氏と二人連れの撮影旅行である。
朝6時半に迎えに行き、八王子から中央高速に乗り韮崎で降りる。当然「ETC通勤割引」で料金半額である。ナビを頼りに県道23号線を北上、通仙峡(増富温泉近辺)を目指す。途中、根古屋の大ケヤキも気になったが寄らずに直行する。途中もう少し気になることがあったのは、この辺りは唐松をはじめ「黄葉」が多くて、「紅葉」はあまり見かけないのだ。先週フィルムの買いに行った時に、ベルビアは黄色がにごるので、黄色がメインなら100Fにしたほうが--、と言われたのにベルビアを買ってきたのである。現像に出してみないとわからないがどうなっているか--。通仙境はYahoo紅葉情報のお薦めポイントであったが全くパットせず、早々に相木渓谷に向かう。
 高原野菜で有名な川上村を抜け、馬越峠を越えて南相木村に入ると一面の霧であった。慎重に峠道を下り、立原高原で霧に咽ぶ白樺を撮る(10:30AM)。
霧と白樺
下るにつれて霧は晴れてきたが天気はパットしないし、どこがポイントかわからないので役場に寄る。「写真撮りに来たんですが---」「写真!?、途中の道沿いに黄葉があったでしょう、適当に止めて撮って下さい。相木ダム、おみかの滝もお薦めです。」とのこと、お茶でも出てきそうな雰囲気であった。相木渓谷もYahoo紅葉情報のお薦めポイントであるけど、まあこんなような状態です。
で撮ったのがおみかの滝↓結構良い滝でしたが、誰かに聞かないと絶対たどり着けないと思います。田舎に行ったら地元人に聞くのが一番です。(続)
おみかの滝

青蜜柑

青蜜柑
こわごわと口に含めり青蜜柑 華了

スーパーの店頭に蜜柑が並びだした。青蜜柑である。
いつも思うのだが、これは普通の蜜柑の熟す前なのか、それとも青いままで熟す蜜柑の種類なのか、どちらなのだろうか? いくつか手にとって、手触り、硬さ、雰囲気などから甘そうなものを選び、皮を剥いて(誰かが剥いてくれる場合もあるが)、いよいよ食べるぞ、という時の心境が掲句である。

霜降

秋雨
秋雨やお猪口2つにお燗酒 華了

今日(10/23、陰暦9/2)は霜降である。
そうこうと読む。霜降り牛肉ではありません。旧暦二十四節季の一つで、この頃になると陰気深くなり、霜は雪と化して草木の葉は黄変する意味で霜降という。今日は冷たい雨が1日降って気温も20℃を超えなかったので、大体あたっている。
実は東京で日照時間が短く、月間雨量が多いのは梅雨時ではなく9月と10月である。秋晴れという言葉があるので意外ではある。台風の影響もあるだろうが、季節の変わり目で大陸と海の高気圧がせめぎ合い、前線が日本の上に居座るからである。
この時期は収穫(=お祭)と時期が重なり、農家と祭りの夜店にとっては気が抜けないが、奥様方にとっては、やっと寒くなって出かける服装に悩まなくても良くなりホットする時期でもある。

大野一雄

大野一雄
踊らされ踊り続けて天を知る 華了

君は大野一雄を知っているだろうか?
10月27日で100歳を迎える現役舞踏家である。
新宿に出かけたのは大野一雄写真展を見るためでもあった(コニカミノルタプラザ)。 71歳!で独舞踏「ラ・アルヘンチーナ頌」で再デビュー、いきなり舞踏批評家協会賞受賞し、以後30年以上現役舞踏家として活躍し続けている。
以下写真展あいさつ文より抜粋「そして多くの写真家が大野の舞踏と生き様に圧倒され影響を受け、被写体大野を撮ることに自分の写真家としてのアイデンティティーを見つけてきた。-----------この写真展では、被写体をご覧いただくのでも写真家のテクニックをご覧いただくのでもなく、ひとの、写真家と大野一雄の「生き様」をごらんいただければと思います。」

きれいな写真展ではありませんが、これは元気が出ますね。人間て凄いもんだとおもいますよ。
 君には71歳再デビューまで何年ありますか?
 君には100歳まで何年現役で活躍できますか?

中国雑技団

中国雑技団
宵闇のビル風に舞う越後獅子 華了

新宿西口である。
昼間は夏日だったが、日が沈むと爽やかさが戻って上着を着てちょうど良い。日没5:07(ちなみに日の出は5:53)なので6時近くになるとビルの谷間はかなり暗い。と、そこにジンタの響き(チャーチャ,チャララ,チャーチャ 美しき天然という例の曲)と呼び込みの声が聞こえたような気がして、パティオを覗くと中国雑技団公演であった。ビル商店街のイベントらしく、イベント広場が照明されて即席の会場となっていた。団とはいっても演技者は男1人女1人で、そこはかとなく哀愁は漂うが、演技はたいしたもので公演終了時には数百人の観客が大拍手であった。あとで紹介されたが、男性は鉄柱を逆立ちして登る例のコマーシャル出演者、女性(15歳)はトレビアの泉出演者ということであった。
時代錯誤も甚だしいが越後獅子を思い出したのは、加齢による幼児化現象でしょう。
掲句にはこちら↓の写真のほうがあいますね。
collage
燦燦掲示板にも何点かあげましたのでご覧下さい。

スウィミング

スイミング
夕凪や背泳ぎ仰ぐうろこ雲 華了

水泳である。
運動不足解消でスイミングスクールに週に1度(1時間)通いだして9ヶ月になる。
中1は全員水泳合宿(日本泳法「のし、抜き手、赤ふん」の世界)に参加が原則で、8日間の合宿終了時には全員が300m完泳出来るようになった。私もなったが、1週間で300m泳げるようになるのは相当なスパルタで恐い思いだけが残った。翌年にはもう泳げなくなって、それ以来水泳は大の苦手であった。思い立ってスイミングに通うことにしたのは、水泳のトラウマからの脱出と、身体に無理な負担がかからない運動、と思ったからである。
現状、クロールは50mの壁が越せない、折り返しで40mくらいまで来ると足が限界になる。平泳ぎは50m、背泳は15m、バタフライはぜんぜんダメ(腕が水面に上がらない)という程度です。どうやら背が高く、足が長く、脂肪もない痩身タイプは水泳向きではないようで、背泳ぎをしていると足がだんだん沈んできて足先がプールの底に触れてしまい、後ろ向きに歩いているのか泳いでいるのかわからない、ということになる。
読者の皆さんはきっと水泳向きの体型なんだろうなあ〜、うらやましい。
いつかは掲句のようになりたいものです。

棟方志功

棟方
板刷りの菩薩に写る母の顔 華了

棟方志功である。
東京駅大丸で開催中の棟方志功展に行ってきた。
生命力、躍動感に溢れた作品は素晴らしく、さらに独特の風貌としゃべり方、制作スタイルで今でも人気は高く、会場は賑わっていた。30年ほど前に倉敷の大原美術館ではじめて見たが、「釈迦十大弟子」に圧倒された記憶がある。今回は板画(版画のこと)もあったが、彼が倭画とよぶ肉筆画が印象深かった。見ているうちに「これは絵手紙に近いな」と感じるものがあって刺激を受けた。出口の脇の書籍販売コーナーで「棟方志功と絵手紙(小池邦夫編)」という本を見つけたときには「やっぱりね!」とうなずけるものがあった。彼の描く菩薩を始めとする女性は、その生い立ちのせいか、いずれも非常に優しいお顔であった。

冬芽

冬芽
冬芽なり人知及ばぬものを信ず 華了

冬芽である。
落葉真っ盛りでこれから冬に向かうのに、よく見ると木々の多くは新芽をつけている。冬芽は枝先などについている小さな芽のことで、春に開く葉や花が中に準備・格納されている。冬の寒さや風と乾燥、そして気候の激しい移り変わりなどから春先に芽吹く自分を守るため色々な工夫がされている。毛で覆われたもの、べたべたした粘液で覆われているもの、芽鱗(がりん:芽を覆ううろこ、これが無いのを裸芽(らが)という、アジサイなどがそう)で覆われたもの、アクシデントに備えて予備の芽を持ったものなど色々な形がある。
写真は夏椿の冬芽です(ろくでもない写真ですいません)。葉をそのまま凝縮したような形で、産毛をつけて枝先にしっかりとついていた。
どれだけの芽が春に芽出度く(文字通りですね)芽が出るだろうか?

カーナビ

ナビ君
カーナビに人生修行と教えられ 夢了

カーナビである。
いまさら何?という方もあるでしょうが、車検を取ることにしたので後付のカーナビを8月に付けた。出かける時にはカーナビを使うようになったが、ちょっとした儀式が必要である。目的地をセットしたら、まず全ルートを表示させて、道が大体間違いないことをざあっと確認するのである。というのもこのカーナビはお馬鹿サンとお利口サンが同居していてうっかり信用できないからである。こんなことがあった。
最近の高速道路ではETCであればパーキングエリアから降りられるところがある(小布施など)ので、そこから降りたら、ナビがしつこく高速に戻るように促すのである。付けたばかりでリセットの方法がわからず、電源を切っても、目的地を再設定しても、とにかく高速へ戻って正しい出口から降りろという指示である。ナビと大喧嘩した挙句、ナビには一時お休みしてもらった。(カッカしている私が思い浮かぶでしょう?)それから、横横道路で港南台のICで一旦降ろされ(このときは信じていたので素直に降りた)、向かい側の入口から又のせられた(当然怒りまくった)事もあった。それやこれやで一度確認することにしている。そのうち、ナビにおまかせする前に一度走っておく必要が出てくるかもしれない。
ナビは人生修行の道具でもある。

保険

保険見積り
星屑の縁(えにし)積もれる保険かな 華了

任意保険である。
10月下旬が車検なので、任意保険も更新時期である。インターネットの一括保険見積りサイトを利用すると、一度で10社の見積りが取れるので利用してみた。データは1回入力すれば良いだけなので楽チンである。その場で見積りが出るものから、あとから郵送で来るものまでいろいろであるが、保険料のバラツキにもビックリする。
高いのは72000円、安いのは50700円であった。(写真は最初に届いた4社分)
皆さんも一度トライすることをおすすめします。
ちなみにmost value for money だったのは三井ダイレクトでした。

ゴルフ

ゴルフ
童心にかえり過ぎたるゴルフかな 華了

一年3ヶ月ぶりにゴルフをした。
趣味その他モロモロに時間をとられて、ゴルフに行く気がなかなか起きずにいたところ、高校のクラスメイトから「おい、おまえなあ〜」とお呼びがかかり、こんな機会でもなければもうゴルフは出来なのではないかと思い、やってきました。まあ、同級生なので遠慮もないけど誤解もないというお気楽な時間を、お蔭様で快晴のもとで楽しんできました。(以下ゴルフ談義なので適当に読み飛ばしてください。)
久しぶりに朝5時に起き、新宿の友人宅に集合して千葉まで遠征です。おととい練習をしましたが、2コイン打ったら手の皮がむけてしまったので、練習もそこそこでしたがスコアは----、46,47の93(34パット)でした(OB2発、パーが5回)。結構やってた頃でも90前後でしたからこれは上出来です。フルショットはまあまあでしたが、アプローチがぜんぜんダメでした。これからもう少し練習すればもうちょっと良いスコアが---、というものでもないのがゴルフの面白いところですよね、ゴルフ好きのみなさん。
キャディ
若い美人のキャディーさん(全員がこんな感じ)とのツーショット記念撮影は顔がつぶれてしまって残念でしたが、愛想もまあまあ、働きぶりもまあまあで、ゴルフっていいなあと再認識しました。乗用カートではなかったので7000ヤードくらいは歩き、お風呂は温泉(塩化カルシウム泉)で、まだ肌を舐めると塩の味がします。ということでゴルフもやるぞ宣言です!

お祭り

お祭り子供
ゆきすぎてすぐ戻り来る町御輿 華了

9/18は日野八坂神社の祭礼であった。
境内に夜店が並び、市内の全御輿が揃うパレード、お神楽などがあって盛況である。
祭りは子供にとってはなんでもない日常に突如出現した異次元空間である。見慣れたはずの鎮守の森、社殿、近所のオジサン、オバサン、はてはお父さんお母さんまでもが普段と違い、あれほどダメといわれていた買い食い(懐かしい言葉です)も今日は小遣いを与えられ自由放任です。
お祭り子供1お祭り子供2お祭り子供3
お神楽は祭神への感謝と祈りを歌舞音曲で表現するものですが、そんなことは子供にとってはどうでもいいことで、はじめて見るアニメのキャラクターという扱いです。初めはこわごわと遠巻き、だんだんそばによって、最後は触ったりたたいたり、ということで納得します。お相撲さんを花道で大の大人がピチャピチャ叩くのも同じことなのでしょう。
写真掲示板にも何枚かあげましたのでご覧下さい。

はかり

はかり屋

秋日和愛顧感謝の札揺れり 華了 

レトロなお店#3
はかり屋である。
はかりを商っていたお店らしいが、はかりだけで昔は商売が成り立っていたとは驚きである。(さすがに現在は閉店中である)
閑話休題
昔、くずやという商売があった。「くず〜いおはらい」と声をかけながら路地から路地へ荷車を引き歩いていた、いまでいうリサイクル業である。昔のことで古新聞くらいしかお願いするものはなかったが、新聞を竿秤(さおばかり)にかけて「はい、2貫でxx円!」とやっていた。 竿秤、ということは竿の片方に2貫目(約8kg)の新聞紙をつるし、もう片方にそれにつりあう分銅をつけ、(片手は分銅を動かすので)片手で持ち上げて量っていたわけで---、3貫目程度を片手で持ち上げていたことになり、全くたいしたもんです。使い込んで黒光りする金属製の竿と分銅、着古した半纏、商いのだみ声をよく覚えてます。
アカも買ってくれたような気がします。
(アカ、わかるかな? 垢じゃないよ銅のことです。子供の小遣い稼ぎに銅や真鍮を拾い集めて買ってもらったものでした。昭和20年代の話です。)

つけめん

つけめん
つけめん屋力うどんはなかりけり 夢了

レトロなお店#2
つけ麺である。
つけ麺は、早い話がもり蕎麦のうどん版であるが、つけ汁の量が多く(小さめの丼に入っている)、汁の中に野菜とか肉とかがたっぷり入っているので、雰囲気は大分ちがう。ゆであがった麺を一旦冷やし、きゅっと締まったところを熱いつけ汁に浸してずずっと頂く。更に、麺を食べ終わると、残ったつけ汁をスープ割り(蕎麦でいうところの蕎麦湯を入れてもらうこと)をしてもらって2度美味しいというものである。
写真のつけ麺屋さんはこの界隈の超人気店で、何時前を通っても行列ができている。自家製麺で普通の麺、平打、きしめんが選べ、トッピングも種類が豊富で、大盛り無料ということもあって若者(圧倒的に男子)に人気である。一度だけ大盛り無料につられて頼んだが、食べきれないし、つけ汁も無くなってしまい、残すわけにもいかず往生して、それからはおとなしく並でお願いしている。落ち着いて食べるお店ではないのでそのつもりで--。
となりの「うたごえ酒場」というのも珍しい店ですね。誰か一緒にいって見ませんか?
今日は中秋の名月ですが、大雨でダメですね。

秋鯖

魚玉
秋鯖やさばきあぐねて2日たち 華了

レトロなお店#1
渋谷のこの辺りには昔ながらのお店がまだ所々に残っている。
残しているのか、残ってしまったのかはわからないが、なんとなく心和む風情である。
このお魚屋さんは、お昼の自家製焼き魚弁当がメインになっている。朝10時ごろから店先で七輪も担ぎ出して魚を焼いていて、匂いと煙が道路を埋めたベンツやセルシオの上を漂っている。魚を選べるし、あわせるおかずも選べるのでOLにもおじさんにも人気である。今は焼き鯖、鯖味噌が人気メニューである。秋鯖は嫁に食わすな、というが、自宅では焼き魚や揚げ物を作らない家庭が増えて、鯖をどう料理していいかわからない嫁が多いのでは?

彼岸花

彼岸花1

訪れぬ墓にも咲くか万珠沙華 華了 (無沙汰のお詫びを込めて---)

子供時代、彼岸花はお墓の花で恐ろしいものだと思っていたが、最近では絵や写真でわざわざ探して行くようになった。時代は変わります。
伊豆の畦道に彼岸花が咲いていたのを家族が折り取っていると、通り過ぎた地元の軽トラックがしばらくしてバックで戻ってきたので、怒られるのかと思ったら、「汁がつくとかぶれるから気をつけなよ」と注意してくれたことがあった。都会の馬鹿を見るに見かねたのでしょう。昔の人はこの毒性に目をつけて墓場の守りや田畑の動物除けに植えたのだと言われている。万珠沙華とは梵語(古代インドの文章語で、サンスクリット語ともいう)で、「赤い花」とか「天上の花」という意味だそうです。
彼岸花は6花、6弁、6しべです。絵を描くときに間違えないようにじっくり観察してみて下さい。今年は母の13回忌、父の30回忌で、法事があり、久しぶりの墓参です。
初めの写真は兄が撮ったものですが、里山の秋の雰囲気がよく撮れていると思います。
こちら↓は同じ花をその前日に田んぼのほうから撮ったものです。
燦燦掲示板にも何枚かあげましたのでご覧下さい。左側の下のほうにリンクがあります。
彼岸花2

タグ : 彼岸花

おでん

おでん
おでん鍋いつものように冬が来ぬ 華了

今年の初鍋はおでんであった。きのうもはりはり鍋(醤油ベースのだし汁に水菜、油揚、豆腐、豚肉など、水菜のパリパリ感がポイント)だったので鍋2れんちゃんである。
夜のおかずは主婦の最大の悩み(だそう)である。
しかし、寒くなれば鍋がある。大抵の男は鍋が好きなので、鍋さえだしておけばとりあえず問題はないが、問題が起きるのは鍋にしたけど旦那が帰ってこないというときである。鍋は家族揃って食べて、食べ切らなければならないのである。一冬に何度も同じ鍋を作るが、同じ味にならないのはどういうわけだろうか?

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