
竜胆や秋透きとおる峰の上 華了
絵手紙である。絵手紙は手紙である。
絵手紙は手紙であるので出す相手が決まらないと、絵はともかく言葉のイメージが浮かばない。誰にでも合うような言葉にするとやはり隔靴掻痒の感じがあって、自信も無いのでご覧のようなことになる(下手なだけだとの声あり。この声どこかでも聞いたような気がする)。
絵手紙を始めて2年になるので、時々絵手紙が送られてくる。1、2度は返事を不義理してもいつも不義理というわけにはいかない。で、ほんとに久しぶりに書いたのがこれである。(先生ごめんなさい。)絵手紙は写真と違って、机に向かってとにかく手と頭を働かせて何かを生み出さないといけないので、適当にシャッターを押してタイトルを上手く付ければそれでOKということもある写真とは、心構えが違う。つまり、私の場合書くまで、書こうという気になるまで、がなかなか大変なのである。
書き出せば結構楽しく、2〜3時間はすぐ経ってしまう。
絵手紙の楽しさは1.出す相手のことを考えるのが楽しい。反応を想像したりするのも楽しい。
2.絵を描くことも楽しい。和紙と筆なので思わぬ効果や風情が出て「おお〜」などと自分で感心したりするのも楽しい。うまくいかなくても面白い。
3.言葉を考えるのも楽しい。字も下手なので(練習もしないのでは仕方ないが)書くのは気が重いが、絵との相乗効果が出た時などはすごく楽しい(らしい。)私は言葉を入れると相殺効果になってしまうが、今更気取っても仕方ないので「あはは〜、あ〜あ」と面白がっている。
4.何よりいいのはコミュニケーションが取れることにある。絵手紙はお稽古事ではないので、下書きはせずに書いたら必ず出すように先生から言われているので、めげずに出す。メールとは違う味わいのコミュニケーション、現代の玉梓(たまずさ)になると思う。
5.さらには、モチーフ、道具、などなど楽しみの奥行きは深いのである。
何せ、お世話になる時に「皆さ〜ん、
男の方
ですからみんなで大事に育てましょうねえ!」と先生から紹介されているので、楽しくないわけが無いのである。
時々いいように使われたりするが、それはそれでまた楽しいのである。
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