
岩陰に神いますらし五月闇 華了
苔寺の前に松尾大社に詣でました。
洛内第一の古社(官幣大社)で、秦氏の氏神でした。桓武天皇が平安遷都したのはこの秦氏の財力目当てであるとも言われています。お酒の神様(境内にお酒の博物館もあります)でもあり、境内の「亀の井」は名水といわれています。
今回の目的は「松尾大社の磐座」へ登ることです(熊野でも何ヶ所かいきました)。もともと非公開でしたが数年前から普通の人でも上がれるようになりました(1000円)。
受付を済ますと「たすき」と「許可証」が渡されます。そうそう1人ではダメですが、携帯の番号を受付に届ければOKとなりました。

この写真は、たまたま上から降りてきたどこかの記者さんが、初めて人と出会った!格好を撮らせて下さい、とか言われて撮ったものです。杖は持たされました(必要なら受付で貸してくれます)。結構きつい坂をただひたすら登ること30分ほどで磐座に着きますが、途中も磐座も眺望はゼロ、うすくらい山の中にありました。長居するような場所ではない(苔寺の予約時間も迫っていたし)のですぐにまた30分下りましたが、杖は下りにこそ必要です。
入場料取らなければいいのに、と思いました。
払えばその金額と比較します、損得を考えます、神様が1000円を基準で考えられてしまうわけです。
取らなければ自分の気持ちと向き合えます、無限の価値が出ます。
1時間かけてお参りして出会った人は4人でした、4000円です、年間いくらになるのでしょう。
神様好きとしては、比較してしまう自分にもすこし悲しかったです。
昨日は「生き仏」に会って感激し、今日は「神様」の坐るところを参拝して感動する、
----ま、いいか。